「メトホルミンで痩せると聞いたけれど、実際どれくらい痩せる?」
「メトホルミンを長い間飲み続けても体に害はない?」
メディカルダイエットを考えている方の中には、メトホルミンという薬の名前を聞いたことがある方もいるでしょう。
一方で、メトホルミンを長期間服用した場合の体への影響に不安もあると思います。
この記事では、メトホルミンとはどのような薬か、体重への影響や長期間服用した場合の安全性について説明します。
著者 | 細海 晃央 |
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保有資格 | 薬剤師免許 |
メトホルミンとは?
メトホルミンは、主に「2型糖尿病」に用いられる飲み薬で、250mgと500mgの錠剤があります。
筋肉内で糖の利用をうながしたり、肝臓で糖を作る働きを抑えたりして血液中の糖を減らします。
また、2022年9月には、「多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発」と「多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激」という効果も追加されました。
メトホルミンの特徴
メトホルミンだけを使っている場合、低血糖を起こしにくく体重が増えにくいのが特徴です。
また、食欲を抑える効果があり、2型糖尿病の中でも肥満の方に率先して処方されることがあります。
なお、注意すべき副作用のひとつに、「乳酸アシドーシス」があります。
(参考:糖尿病診療ガイドライン2024、糖尿病リソースガイド ビグアナイド薬)
メトグルコ・グリコラン・ジェネリックとの違い
メトホルミンの正式名称は「メトホルミン塩酸塩」で、先発品は「メトグルコ」「グリコラン」です。
また、後発医薬品(ジェネリック医薬品)が「メトホルミン塩酸塩」という名称で、多くのメーカーから発売されています。
以前は「メルビン」という商品が発売されていましたが、2011年に販売中止となりました。
理由は「メルビン」と「メトグルコ」、ともに同じメーカーから販売しており、「メトグルコ」に一本化したためです。
(参考:ミクスOnline)
メトホルミンの歴史と開発の背景
メトホルミンは、日本では1961年に「メルビン錠」として発売された古い薬です。
しかし、安全性の懸念により発売後に投与量の再検討を行い、現在に至っています。
メトホルミンの歴史
1959年 | フランスで承認 |
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1961年 | 「メルビン錠」として発売 |
1970年代後半 | メトホルミンと同じ系統の「フェンホルミン」の副作用として、「乳酸アシドーシス」が問題になる |
1977年 | フェンホルミンが使用禁止 メトホルミン(メルビン)の1日最高投与量が1,500mgから750mgに変更になる |
1990年代 ~2000年代 | 海外でメトホルミンを高用量(1日1,500mg以上)で投与した場合の効果と安全性について、多くの臨床試験が行われる 血糖値を下げる働きの持続や体重増加を抑えるといった有効性と、副作用に大きな問題はないと報告される |
2000年代前半 | 海外のデータを受けて、日本でも750mgを超える量での効果と安全性を検討する試験が行われ、有効性と安全性が確認される |
2010年 | メトグルコ発売 (1日の維持量750~1,500mg、最高用量2,250mg) |
2011年 | メルビン販売中止 |
2015年6月 | 最高用量2,250mgのメトホルミンジェネリックが発売 |
(参考:住友ファーマ株式会社 メトグルコ:メトホルミンの歴史)
海外のデータをもとに、日本でも750mgを超える投与量での効果と安全性を検討する臨床試験が実施され、同様に有効性と安全性が確認されました。
現在のメトホルミンの1日最高投与量は、2,250mgです。
メトホルミンのダイエット効果
メトホルミン服用による体重への影響について調べました。
体重について検討した報告は、いくつかあります。
- (日本人データ)平均1.2kg減少した報告
- (日本人データ)平均1.3kg減少した報告
- (外国人データ)肥満患者で平均5.8kg減少した報告
- メトホルミンで痩せるメカニズム
それぞれ紹介します。
平均1.2kg減少した報告
日本人2型糖尿病患者を対象とした研究で、メトホルミンを54週投与して体重への影響を検討しています。
この報告では、メトホルミンを飲み始めて26週後に約-0.49kgと明らかな体重減少効果が見られ、54週後には約-1.2kgの体重減少が認められました。
(参考:メトホルミン塩酸塩 申請資料概要、Odawara M, et al.:Diabetol Int.2017 Feb 24;8(3):286-295.)
体重が平均1.3kg減少した報告
日本人2型糖尿病患者を対象に、全国74施設でメトホルミンを12カ月投与して体重を検討した報告です。
この研究では、メトホルミンを単独で飲んだ場合の体重は、12カ月後には平均して-1.3kgと明らかな減少が見られました。
(参考:加来 浩平 他, 糖尿病 49(5):325-331, 2006)
高用量の服用で平均5.8kg減少した報告
ドイツの医療機関において、糖尿病ではない肥満患者を対象にメトホルミンを6カ月間、1日2,500mgまで投与して減量効果を検討しています。
この報告では、メトホルミンを投与したグループは平均して約5.8kgの体重減少が認められました。
(参考:Seifarth C, et al.: Exp Clin Endocrinol Diabetes.2013 Jan;121(1):27-31.)
ドイツの報告では、体重が重い人ほど減量しやすいと記載されています。
日本でのメトホルミンの1日の最大投与量は2,250mgです。
メトホルミンで痩せるメカニズム
メトホルミンが体重に影響する仕組みには、いくつかの原因が考えられています。
個人差はあるものの、メトホルミンは劇的な体重減少をもたらすとは言えません。
穏やかに体重が減るため、ゆっくり減量したい方には向いている薬と言えるでしょう。
メトホルミンの副作用と注意点
メトホルミン服用中は、いくつかの副作用に注意が必要です。
- 特に注意が必要な副作用
- 起こりやすい副作用
- 長期間の服用で注意が必要な副作用
- 服用できない人・注意が必要な人
それぞれ説明します。
特に注意が必要な副作用
以下の副作用が報告されています。
異常があらわれた場合は服用を中止し、医師に相談してください。
乳酸アシドーシス
乳酸アシドーシスとは、血液中に乳酸が増えて血液が酸性になった状態のことです。
メトホルミンで最も注意すべき副作用です。
【主な症状】
吐き気や嘔吐などの胃腸症状、体がだるい、呼吸が苦しい、筋肉痛など
症状がひどいときや続くときは、メトホルミンを飲むのをやめてすぐに医師に連絡してください。
低血糖
低血糖は血液中の糖分が少なくなりすぎた状態です。
メトホルミンだけを飲んでいる場合は起こりにくいですが、他の糖尿病治療薬と併用するとリスクが高まります。
【主な症状】
強い空腹感、冷汗が出る、血の気が引く、手足のふるえ、けいれん、意識の低下など
症状があらわれた場合は、すぐに糖質を含む食品をとってください。
肝機能障害・黄疸
肝臓の働きに影響を及ぼし、黄疸やだるさを引き起こすことがあります。
【主な症状】
疲れやすい、体がだるい、吐き気、食欲がない
皮膚や白目が黄色くなる、体がかゆくなる
症状があらわれた場合は、すぐに医師に相談してください。
横紋筋融解症
筋肉の細胞が壊れることで、筋肉痛や脱力が起こります。腎臓にも影響することがあります。
【主な症状】
手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ、赤褐色の尿が出る
このような症状があらわれた場合は、すぐに医師に相談してください。
起こりやすい副作用
メトホルミンで最も多い副作用は、消化器系の症状です。
消化器症状
飲み始めの最初の頃や、投与量を増やした時にあらわれやすくなります。
多くは一時的で、少しずつ用量を増やすことで軽減されるケースもあります。
【主な症状】
下痢、便秘、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、消化不良など
脱水を起こす可能性や乳酸アシドーシスの可能性もあるため、症状がひどいときや続くときは、すぐに医師に相談してください。
長期間の服用で注意が必要な副作用
メトホルミンを長期間服用することで、ビタミンの吸収に影響を与えるケースがあります。
ビタミンB12の減少
メトホルミンの長期服用により、ビタミンB12の吸収不良があらわれることがあります。
この原因は主に、メトホルミンにより小腸でのビタミンB12の吸収が阻害されるためと考えられています。
【主な症状】
手足のしびれ、めまい、貧血など
必要に応じて定期的に血液検査を受け、医師の判断でサプリメントや注射による補充が行われます。
服用できない人・注意が必要な人
メトホルミンを服用できない人や、服用にあたり注意が必要な人は以下の通りです。
メトホルミンを服用できない人
- 乳酸アシドーシス(吐き気や嘔吐などの胃腸症状、体がだるい、呼吸が苦しい、筋肉痛など)になったことがある人
- 重い腎機能障害のある人・血液透析や腹膜透析をうけている人
- 重い肝機能障害のある人
- 心臓や肺に重い障害(ショック、心不全、心筋梗塞、肺塞栓など)のある人
- 低酸素血症(息苦しい、唇が青紫色になる、手足の指先が青紫色になる、意識の低下、意識の消失、動悸など)になりやすい人
- 脱水症もしくは脱水状態の恐れがある人(下痢、嘔吐などの胃腸障害のある人、食べたり飲んだりするのが難しい人など)
- 飲酒量が極端に多い人
- 重いケトーシス状態(吐き気、甘酸っぱいにおいの息、深く大きい呼吸を症状とする)の人、糖尿病による昏睡状態になりそうな人、1型糖尿病の人
- 重い感染症にかかっている人
- 手術をしたか、または手術の予定がある人
- 重症な怪我をしている人
- 栄養状態の悪い人、飢餓状態の人、衰弱している人、脳下垂体機能や副腎機能に異常のある人
- 妊婦または妊娠している可能性がある人
- 過去にメトホルミンに含まれる成分や類似の薬剤でアレルギーが出た人
これらに該当する人は服用できません。
服用に注意が必要な人
次の症状や状態にある人は、メトホルミンを服用する際は注意が必要です。
症状・状態 | 理由 |
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食事が不規則な人 食事量が不足している(十分に摂れていない)人 | 低血糖を起こすおそれがあるため。 |
激しい筋肉運動をしている人 | |
感染症にかかっている人 | 乳酸アシドーシスを起こすおそれがあるため。 |
腎機能障害がある人 | メトホルミンの副作用が出やすくなる可能性があるため。 |
肝機能障害のある人 | 乳酸アシドーシスが出やすくなる可能性があるため。 |
授乳中の人 | 動物実験(ラット)において、母乳への移行が確認されているため。 |
該当する方は、服用の前に医師に相談してください。
メトホルミンの飲み方と注意が必要な薬
2型糖尿病で服用する場合について、以下紹介します。
- 基本的な飲み方と投与量
- 飲み忘れた場合の対応
- その他注意点
- 飲みあわせの悪い飲み物・注意が必要な薬
基本的な飲み方と投与量
2型糖尿病における飲み方と投与量は次の通りです。
1日量 | 飲み方 | |
開始量 | 500mg | 1日2~3回に分けて 食事の直前または食後に服用 |
通常量(維持量) | 750~1,500mg | |
最大投与量 | 2,250mg |
コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
減量目的で服用する場合は、状態を見ながら医師が投与量や飲み方を判断します。医師の指示に従って服用してください。
飲み忘れた場合の対応
1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
その他注意点
・誤って多く飲んだ場合は、医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、飲むのを止めたり、薬の量を変えたりしないでください。
・シックデイ(下痢・嘔吐、食欲がなく食事がとれない、熱があるなど)のときは、脱水を起こすことがあるため、飲むのをいったんやめて医師に相談してください。
飲みあわせの悪い飲み物・注意が必要な薬
メトホルミンには、併用を避けるべき飲み物や、併用に注意が必要な薬があります。
併用してはいけない飲み物
「極端に多い飲酒」は乳酸アシドーシスを引き起こす可能性があるため、避けなくてはなりません。
併用に注意が必要な薬
併用に注意する薬は、大きく分けて4種類あります。
①乳酸アシドーシスを起こす恐れのある薬剤
- ヨード造影剤
- 一部の抗生物質(ゲンタマイシンなど)
- 利尿作用をもつ薬(利尿剤、SGLT2阻害剤など)
②血糖降下作用を増強する薬剤
- 糖尿病治療薬
- アスピリンなどのサリチル酸製剤
- β遮断薬
- 主にパーキンソン病治療に使われるモノアミン酸化酵素阻害剤
- たん白同化ホルモン剤
③血糖降下作用を減弱する薬剤
- アドレナリン
- 副腎皮質ホルモン
- 甲状腺ホルモン
- 卵胞ホルモン
- 利尿剤
- ピラジナミド
- イソニアジド
- ニコチン酸
- フェノチアジン系薬剤
④その他
併用によりメトホルミンの血液中の濃度を上昇させる薬剤や、消化器症状の副作用が発現しやすくなる薬があります。
現在服用中の薬がある場合は、かならず医師に伝えましょう。
Q&A
- メトホルミンにアンチエイジング効果がありますか?
-
メトホルミンのアンチエイジング効果については現在検討段階ですが、老化を遅らせ寿命を延ばす可能性について発表された報告があります。
(参考:Barzilai N, et al.: Cell Metab.2016 Jun 14;23(6):1060-1065.)しかし、多くは動物実験での結果であり、ヒトでも同様の効果をもたらすかについては、試験が計画されています。
(参考:The TAME Trial)なお、2型糖尿病の60歳以上の女性を対象とした試験において、メトホルミンは他の糖尿病治療薬と比べて90歳未満での死亡リスクが低下する可能性が示されています。
(参考:Shadyab AH, et al.:J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2025 Jun 10;80(7): glaf095.) - メトホルミン500mgは250mgより効果が高いですか?
-
減量目的でメトホルミン250mgと500mgの効果を検討した報告は、確認できませんでした。
糖尿病の治療効果を検討した報告では、メトホルミンの投与量に比例してHbA1c値を下げると記載されています。
(参考:新潟市医師会 メトホルミンのすすめ) - メトホルミンとほかのダイエット用薬を一緒に飲んでもいいですか
-
メディカルダイエットに用いられる薬の多くは、糖尿病に使われます。
メトホルミンとほかの糖尿病治療薬を一緒に使うと、低血糖を起こす可能性があり注意が必要です。
併用したい薬やサプリメントがある場合は、医師に相談してください。
以下のフォシーガ記事もご参照ください。
- メトホルミンによるダイエットだけで痩せますか?
-
個人差はあるものの、メトホルミンは劇的な体重減少をもたらすとは言えません。
なお、ダイエットには普段から糖質を控えた食事や運動の継続も大切です。
- メトホルミンによるダイエットの安全性は?
-
ドイツ人の研究で平均5.8kg減少した報告では、メトホルミン服用中の患者の約15%が、下痢、腹部膨満感、胃痛といった消化器系の副作用が見られています。
(参考:Seifarth C, et al.: Exp Clin Endocrinol Diabetes.2013 Jan;121(1):27-31.)この報告には乳酸アシドーシスの記載は見当たりませんでしたが、メトホルミンの副作用には注意が必要です。
メトホルミンの入手方法
メトホルミンは、市販されておらず、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトでも購入できません。
この薬を入手するには、医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。
メトホルミンを処方してもらうには
メトホルミンは医療用医薬品のため、医師の診察が必要です。
ダイエット目的で処方してもらう場合、肥満外来やダイエット外来のある医療機関、美容クリニック、オンラインクリニックを受診してください。
特にオンライン診療なら自宅や職場など好きな場所から、ビデオ通話で診察を受けられます。
24時間診療可能なところもあり、日中忙しい方でも時間を気にせず受診できます。
メトホルミンの料金
メトホルミンをダイエット目的で服用する場合、保険が適用されず自由診療となります。
料金は病院やクリニックによって異なりますが、オンライン診療では比較的安く購入できることが多いです。
オンライン診療を提供する医療機関はたくさんあるので、比較して最安値を探すことも可能です。
なお、オンライン診療は、DMMオンラインクリニックがおすすめです。
診察にかかる費用は無料で、薬代と配送料だけなので、費用を抑えて薬が購入できます。
DMMオンラインクリニックにおける、メトホルミン250mgの料金

また、医師の診察を受けずに、メトホルミンを個人輸入したいと考える場合はどうでしょうか。
ネットで調べると、海外の医薬品を取り扱うサイトが存在します。
しかし、個人輸入した医薬品の使用は、大変危険なため避けるべきです。
個人輸入が危険とされる理由
メトホルミンの個人輸入を避けるべき理由は、品質・安全性リスクの観点から非常に重大な問題があるためです。
品質のリスク
個人輸入した医薬品には、偽造品や不純物が混在していることがあります。有効成分の量が、記載通り含まれていない場合もあり、品質の保障がありません。
このような薬を服用すると、期待する効果が得られないだけでなく、健康被害を引き起こす恐れもあります。
安全性・健康被害のリスク
医師の診断・指導を受けずに、自己判断により医薬品を使用すると、誤用や相互作用など、重大な健康リスクにつながります。
すべての医薬品の個人輸入は、品質・安全性リスクが非常に高く避けるべきです。
医薬品を入手する際は、安全性を確保するためにも、必ず医師の診察を受けましょう。
なお、厚生労働省や政府広報オンラインにて、医薬品の個人輸入に関して、注意喚起しています。
(参考:厚生労働省|医薬品等を海外から購入しようとされる方へ ・ 政府広報オンライン|健康被害などリスクにご注意! 海外からの医薬品の個人輸入)
メトホルミンの効果を理解して自分に合ったダイエットを
メトホルミンは糖尿病治療薬として広く使われていますが、食欲抑制やエネルギー代謝改善により、緩やかな体重減少を期待できる薬です。
ただし、個人差はあるものの減量効果は1〜2kg程度と、劇的に痩せる薬ではありません。ゆっくりと減量したい方や、費用を抑えたい方に向いているでしょう。
一方で、乳酸アシドーシスなどの重大な副作用や、長期服用によりビタミンB12が減少する可能性があるため、必ず医師の管理下で服用する必要があります。
医療機関やオンライン診療での処方が唯一の正しい入手方法です。
メトホルミンの効果と安全性を理解して、ご自身に合ったダイエット方法を見つけてください。
メトホルミンについて
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
本診療科目に用いるメトホルミンは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
入手経路等
提携クリニックで処方するメトホルミンは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
国内の承認医薬品等の有無
国内において肥満症治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。
(引用元:DMMオンラインクリニック)